2010 ドイツ・ベネルクスの旅: Day3 (5)
「首都ルクセンブルクは堅固な城砦都市で,城砦は断崖を利用した城壁に囲まれ,ふたつの小さな川がえぐった岩山の上にあり,自然にできた水濠が町の三方を囲んでいる.(地球の歩き方より)」のである.
駅から城砦であった旧市街へは,ペトリュッス川にかかるアドルフ橋を渡っていく.
橋から渓谷を見下ろすとこんな景色が広がっている.
橋から対岸を見ると宿泊するホテルと隣接するノートルダム寺院が見える.
橋を渡りきって振り返ると美しいアドルフ橋が確認でき,渓谷の深さも実感できる.
なんとも言えない独特の景色に息を飲む.
城壁近辺にはちょっとした庭園だったり,
UFOだったり?
クリスマスシーズンも近いこともあって路地には電飾も.
ここが今日の宿,Grand Hotel Cravat.旧市街の趣きのあるホテルだ.
ホテルの部屋を紹介.一人なのだが広い.TVなどの設備は古いが,バスルームも広い.同行のNくんの部屋はこんなに広いバスルームじゃなかったらしいが.
鍵がカード式じゃないのがいい感じ.
夕食を取りに外へ.ダルム広場というところの近辺に少しレストランが並んでいる.
そのなかで,フランス料理の店に入る.
ここでこの旅行初めてワインを開ける.Nくんセレクトの白.
選んだ料理はLuxenburg Specialityというそのものズバリの地元料理.ポークのハムと豆.それとフレンチの店なのでエスカルゴも.味はというと,ビックリするような感動はないけど,まずまず,というところ.
Nくんはここでもムール貝.ちょっとひねってトマトソース.好きだねぇ..
隣りに座っていたのが地元の女性で,途中から彼氏が合流.なんかこちらをチラチラ気にしているな,と思ったら,食べ終わった頃に話しかけられて,しばらく4人で談笑.
「どこか観光するのにおすすめな場所は?」と訊くと「depend on you(あなた次第ね)」と言われた.Nくんいわく,欧米の人は「あなたは何をしたいの?」というのが当たり前で,日本みたいに相手の趣味嗜好に構わずとにかくオススメすることはないらしい.カルチャーの違いを体感する会話であった.
食後に夜の街を少しウロウロしてから,長い長い一日を終えるのであった.
(Day4へ続く)
2 Comments
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おおおー!
もしかしたら私が食事した店かも!
食べたメニューもいっしょかも!(ハムステーキと豆が)
なんで美食ベルギーの隣なのにオランダみたいな郷土料理に戻るんだ、と思いました。
(たぶんドイツの影響…)
ルクセンブルグワインが飲みたい、と言ったら店員さんがえらくうれしそうにしてました。
しかし旧市街のホテルとは豪勢ですねえ…
[…] 2010 ドイツ・ベネルクスの旅: Day3 (5) @ shirahakase.com なんで美食ベルギーの隣なのにオランダみたいな郷土料理に戻るんだ、と思いました。 (たぶんドイツの影響…) ルクセンブルグワインが飲みたい、と言ったら店員さんがえらくうれしそうにしてました。 しかし旧市街のホテルとは豪勢ですねえ…(続きを読む) […]