2009皆既日食の旅・3日目: 皆既,その後
2009/7/22
9:38
皆既の間中,そこにいた人たち全てが歓喜した.夢のような瞬間に一緒に立ち会えたことを大いに喜び合った.大げさかもしれないが,生きていて良かった.そう思える出来事であった.
皆既が終わって皆余韻に浸りながら,喜び合った.至る所で握手,ハグ.皆既日食は一度見たらやみつきになるというが,その気持ちがよくわかった.これはその場にいないと決して感じることのできない五感で感じる体験だろう.本当にすばらしい経験ができたと思う.ここまで準備してくださった人々,一緒に同じ喜びを分かち合えた人々,そしてこの瞬間だけ晴れてくれた幸運に感謝したい.
真の天文ファンならこの後の日食も興味津々なのだろうが,もう一般のメンバーはハイな状態のままただ喜び合っていただけである.
自分も,忘れない程度に元の姿に戻る太陽を記録した.
10:28
日食終了まであと20数分.皆既中は晴れていた空にまた厚い雲が流れてきて,太陽を隠すようになってきたこともあり,日食鑑賞を終了し,機材を片付けることに.本当に日食の間だけ晴れていたという,奇跡的な天候であった(これが世界的に見ても非常に幸運に恵まれた状況だということを帰国後知るのであるが).
10:36
すっかり曇って顔を隠す太陽.
余韻
日食を堪能したのは我々だけでなく,もちろん現地の人々も.得も言われぬ一体感がそこを支配していた.そんな中,よほど外国人が珍しいのだろう,現地の学生が我々ツアー客と記念写真を撮ったり,サインを求めてくるのであった.なんだかわからない状況だが皆快くサインをし,記念写真におさまるであった.
そんな現地の学生が持っていた携帯が目にとまる.なぜか林檎のマークが書いてある.iPhoneとは似てもにつかないのに.ちょっと頼んで写真を撮らせてもらう.「Applle」とあるな.また面白いもんを見せてもらった.中国楽しい.
11:07
日食も完全に終了し,皆機材を片付けバスに.皆既日食10戦パーフェクトを達成した小林先生が各バスを回って挨拶.皆ハイテンションで祝賀モードなのであった.
昼食
バスで一時間ほど移動し,昼食.皆で飲み,食らい,日食を祝うのであった.
桐城観光
桐城文廟を観光.日食後だからか,ツアーメンバーの一体感が昨日とまるで違う気がする.
合肥へ
今日の宿である合肥へ向かう.途中雨が降り出す.本当にラッキーだったんだと改めて思う.
祝賀会
夜は大宴会.JTBの方が今回の功労者(?)である大きなてるてる坊主をかざす.一同,拍手喝采なのであった.
この晩はさんざん飲んだ後ホテルのラウンジでさらに飲んで,カラオケまで行って,と夜遅くまで盛り上がったのであった.