2008グランドサークル旅行記・Day1
2008年ゴールデンウィーク,2007年に引き続き2年連続でのグランドサークル. 何度行っても飽きたらない,観るべきポイントも星の数ほどある,ということを再確認した旅行になった.よりグランドサークルの魅力にハマってしまった2度目の訪問を振り返ってみたい.
Day 1 – 2008/4/29
=ラスベガス=
今回は2日ほどロスで遊んでからのグランドサークル入り.前回はフェニックスを入り口にしたが,今回は定番のラスベガスを起点とした.朝早くの飛行機でロスを発ち,ネバダ時間で9時半ごろにラスベガス到着.ここからレンタカーで6日間の旅が始まるのだが,空港についたらいきなりカジノがあるのには驚いた.
=グランドキャニオン目指して出発=
まずはグランドキャニオン(サウスリム)を目指す.ラスベガスからだとグランドキャニオン西端側にある2007年春完成のスカイウォークに寄る手もあるのだけど,結構遠回りになることが判明したので時間の関係上泣く泣くあきらめた.(現地での時間も含めると3, 4時間は余計にかかる計算) 今日の予定はサウスリムで夕日を見て,そのまま宿泊というプラン.目指すサウスリムへは約280mile(450km)あるのでだいたい移動だけで5, 6時間かかるのだ.グランドサークル巡りのプランニングで悩ましいのは空港から最初のポイントまで結構距離があることで,だから初日はほぼ移動だけになってしまうのだ.
久しぶりの右側通行なのでそろそろと車を走らせる.気持ちの良い快晴.やっぱりこうでなくっちゃね.
US93号線を南下していく.しばらく行くとHooverダムによりできたミード湖が見えてくる.気持ちの良い景色だ.
ミード湖
Hooverダムを通過.観光客がたくさんいるが,あまり余裕が無いので素通りです.
=キングマン=
93号線を南下し,キングマンという街へ.アメリカのマザーロードと呼ばれるルート66が通る街だ.インターハイウェイ40号線を使って一気に東に進むことも可能なのだけど,ここは少し寄り道してルート66経由で東に向かうのである.
時間は13時少し前なので,ランチをとることに.何気なく店に入ったのだけどチャイニーズバフェだった.なぜこの店に入ったのか未だによく覚えていないのだが不思議だ.まあ,味はそこそこであった.
ルート66のサイン
=ルート66を通ってピーチスプリング〜ウィリアムズへ=
昼食をすませ,現在はアリゾナ州道66号になっているルート66を通って一路東へ. 街から少し離れるとすぐに田舎道に.見通しのいい景色と澄んだ青空が気持ちいい.貨物列車も並走中だったりする.その後ピーチスプリングという街のホテルでトイレ休憩.土産物屋を少し物色する.ここは間寛平さんがアースマラソンで通ったところみたいなのだ.なんか嬉しい.
ウィリアムズへの道のりを堪能しながら進む
=AZ64を北上しグランドキャニオンへ=
ウィリアムズの街を過ぎ,ジャンクションで北に進路をとりAZ64号線でグランドキャニオンへ.
向かっている先でなにか煙のようなものが見える.山火事なのか?
と言っているうちに何とかグランドキャニオンの玄関口へ.時刻は17時半.ベガス出てから約7時間であった(途中昼食や写真撮影などの寄り道あり).
さっそく,一番近いビューポイントであるマーサーポイントでグランドキャニオンと再会.いやぁやっぱり絶景だ!
右手を見るとやはり煙が.山火事が起こっているらしい.大事には至らないような感じだが景観的にちょっと残念.珍しい光景なのだが.
旅行のパンフレットでよく見るマーサポイント定番の眺め
=ホピポイントでの夕焼け=
ビレッジに一旦入り,夕日を見にホピポイントへ向かう.車をビレッジ内の駐車場に停め,ポイントへは巡回シャトルバスで. すでにホピポイントでは沢山の人が夕日を待っている.刻一刻と顔色を変えていくキャニオンが美しい.
感動的な夕日.長旅の疲れも一気に吹っ飛ぶ.
夕日をバックに優雅に飛ぶコンドル.素晴らしいベストショットをありがとう.(コンドルかどうかは確証なし..)
予定通り無事に夕日が堪能でき,シャトルでビレッジへ戻る.ロッジへチェックイン後にディナー.無事に着けたことに感謝をし,明日からの旅に備える.
★Day1の走行距離
ラスベガスからウィリアムズを経てグランドキャニオン国立公園へ.約298マイル,約480km.
旅行記 2008 Day2へ続く.