2010 ドイツ・ベネルクスの旅: Day5 (1)

【Day 5】11月23日(火)ドイツ・ケルン

短いけれど濃密だった旅行もいよいよ帰国の日を迎えた.
早めに朝食を取り,朝の大聖堂だけ見て帰ることにする.

7時40分ごろ外へ.まだ薄暗く寒い.クリスマスマーケットが行われていた広場を抜け大聖堂に向かう.

大聖堂の中へ.ひんやりとした堂内.静寂の中なにかピーンと張り詰めたような緊張感というか,荘厳な空気を感じる.

建物自体はもちろん,彫刻や絵画,ステンドグラスそしてその全体バランスがとにかく素晴らしいが,それを超越し,この空間のこの空気,本当に何か神聖なものを感じる.


この神聖な空気感は,夜が明ける時間帯だからなおさらなのだろうか.
しばし椅子に座り,徐々にステンドグラスが明るく輝くさまを眺めながら,深く息をして今ここにいられる事に感謝する.そして自分の人生を振り返り,支えてくれた人たちに感謝する.5分程度の短い時間であったが,心が洗われるような時間であった.自分の人生を終えるまでに必ずもう一度ここに来て,再びこの神聖な時間を持つと決意するのであった.

大聖堂を出たところにトリックアートが書いてある.実際には初めて見たが,よく出来ている.すごいな.

ホテルをチェックアウトして駅へ.
ここからデュッセルドルフに戻り,そこから12時過ぎの飛行機で帰国.デュッセルドルフにはケルンから約1時間.Nくんも今日は大学に出ないといけないので9時前の電車の乗るべく出発する.

駅に着くと,どうも電車が遅れている様子.ひとまず予定の電車に乗り込むが10分程度はすでに遅れている.

遅れて到着した電車に乗り込むが動かない.しばらく経ってアナウンスがあり一旦降りろとのこと.どうもデュッセルドルフ周辺の駅でトラブルがあるようだ.

さあ少し慌てだす.
ドイツの鉄道にはいくつか種類があり,ICE(InterCityExpress:超特急),IC(InterCity:特急),RE(RegionalExpress:快速),S-Bahn(各停)などだが,デュッセルドルフへはS-Bahn(各停)でも行けるがかなり時間がかかるので厳しい.とはいえICやREは軒並み遅れていて,その遅延時間もどんどん伸びておりいつ来るのか,デュッセルにいつ着けるのかが読めない.時刻表を見ながらホームを行ったり来たりして悩む.

時間だけが過ぎていく.時刻表に表示される遅延時間(各電車の行き先下に表示される黄色いテロップ)がどんどん伸びており,焦りが増す.

そんな中ようやくデュッセルへ行くREが到着.他の乗客もなだれ込むように乗り込み,我々も.9時半過ぎ,ようやくケルンを出発できた.

やれやれ,である.
初日のオランダ行きもトラブルがあったが,最後の最後でもう一度とは.フライトの時間があったので心配したが,まあ何とかなって良かった.あとはこの電車で無事にデュッセルに着けばいいだけだ.

最終回 Day5 (2)へ続く

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