2010 ドイツ・ベネルクスの旅: Day3 (2)
一息ついたので散策再開.ロワイヤル広場から王宮へ向かう.
途中,アコーディオン引きのおじさんがいたり,路面電車が走っていたり.いい感じ.
ロワイヤル広場を北に少し行くと右手に王宮が見えてくる.
さすが王宮.豪華.そしてちょうど真向かいにはブリュッセル公園.
時間もお昼ごろになってきたのでここらで引き返す.
ロワイヤル広場を通ってグランプラス方面へ.市庁舎の塔が前に見える.
そのまま階段を降りて進んでいったところが昨日降り立ったブリュッセル中央駅の上だと気づく(駅は地面の下にある).こうやって街を歩いていると少しずつ土地勘が出来てきて嬉しい.
真っすぐグランプラスに向かわず,少し南側のグラン・サブロン広場を目指す.1時間ほど前に一度通っているのだが行きたいチョコレート屋さんを見つけていたのでお土産を買いに戻るのである.
ラ・シャペル教会とロワイヤル広場のちょうど中間辺りにあるグラン・サブロン広場の周辺にはなぜかチョコレート屋がたくさん.NeuhausにGodiva,Wittamerなど.お菓子に疎い私でも知っている有名どころだ.
しかし有名所を横目に,目的の店はこちら「Passion Chocolat」.
なぜこの店か,というのは出発前にベルギーチョコレートで検索してよさそうなブログ記事を見つけていたので店名を控えていたのであった.ただブログ記事の写真にある店の住所ではグランプラスから遠く,行くのを諦めていたのだが,サブロン広場を通ってたまたまその店を見つけたのであった.何たる偶然(というかちゃんと調べていないのも悪いのだが).
小さい店だが,見るからに美味しそうなチョコが並んでいる.パックになっているのもあるが基本は計り売りのようで,300g分(だったかな)をオーダー.店のお兄さん(おじさん?)が手袋はめて一つづつ入れてくれる.最初適当に入れてくれていたのだが,「これも入れて」「次これ」と言い始めると好みのものを聞いて詰めてくれる.
何個選んでいいかわからないので一つずつ選んでいたのだがどうもまだまだ選んでよさそうだったので「今までのをもう一つずつ入れてくれ」と頼んだらちょっと困った顔しながらもきちんと二つずつにしてくれた.
それにしてもまだまだ選んでいいらしくかなりの種類を網羅してしまう.オーダーした重さになったのを確認したあと,箱の隙間にコーヒー豆ほどのチョコを大量に流しこんでくれて,これでパッキング終了.
これでなんと17ユーロなのである.
先客のダンディーなおじさんが我々に「日本から来たのかい?ここのチョコレートはベルギーで一番美味しいからね.私も何度か東京に行っているけど,行くときは必ずここのチョコをお土産にして持って行くんだよ」といってくれる.こういうの嬉しいよね.
(ちなみにここのお店はグラン・サブロン広場のWittamerのすぐ近くで,Wittamerより少し王宮側に進んだところにあります)
後日談であるが...
これは家用のおみやげだったのだが,もうやたら美味しい.コーヒー豆大のチョコがビターなのだがこれがとても美味しい.またそれぞれのチョコも一個一個が唸るほど美味しい.日本で買うと1個2〜3百円はするであろうレベル.30個は軽く入っているので10,000円分くらいあるんじゃないかという感じ.ベルギーチョコ恐るべし.
ただ残念なのは,箱が紙の箱だということを忘れていて,帰国直前に別の土産を詰め込んで死ぬほど押さえつけてパッキングしてしまったので帰って開けたらチョコが悲惨な状態だったこと.味はとてもとても素晴らしかったのだが…. 次に行くときは気をつけて持って帰ってこよう…
このお店,ちょっと調べたら2009年12月に静岡に日本1号店ができた模様.しかも夏の間は閉店だそうで.すごいこだわりだな.
1 Comment
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ああ、大切なチョコが・・・そんなことになっていたのですねぇ。
日本にもできたんだぁ!素晴らしい!
こっちでもうまいチョコレート屋発見しましたよ。でも帰国が夏なので持ち帰るのは無理だなぁ・・・。