2010 ドイツ・ベネルクスの旅: Day1 (3)
列車のアクシデントがあり,いきなりよくわからない駅で降ろされ,ここからどうしたら良いかもさっぱりわからない状況.どうもユトレヒトでアクシデントがあり,ユトレヒト方面は全滅らしいという事を言っているらしい(後に駅周辺で火事があって駅自体が全面ダウンしたということがわかるのだが).
どうしようかなぁとキョロキョロしていたら,近くにいたギリシャ人が俺達もロッテルダムに行くから,一緒に来い,というようなことを言ってくれる.どうも友人がロッテルダムにいるのでちょくちょく来ているとのこと.
アーネムから南回りでロッテルダムに行けるらしいとのことで,ギリシャ人のおっちゃんの話を聞きながら,地球の歩き方とホームの時刻表とにらめっこしながら,まずはナイメーヘン(Nijmegen)経由のローゼンダール(Roosendaal)行きに乗りブレダ(Breda)まで行って,そこからロッテルダム行きに乗ればいい,ということが分かってきた.夜も遅いし一人ならパニックになっていてもおかしくないが,連れもいるし,酔っ払ってるのもあってまあなんとかなるだろうと,わりとこのアクシデントを楽しんでいる自分がいるのであった.
真ん中の手を降っているのが助けてくれたギリシャ人のおじさん.気のいい人だった.ありがとう.
ようやくローゼンダール行きの列車が来たので乗り込む.他の乗客にも「やれやれ」という感じがアリアリである.
一時間ちょっと列車に揺られ,乗換駅のブレダ(Breda)到着.この時点ですでに22時50分.ホントならロッテルダムのホテルで一杯やってる時間なのだが,まだここからさらに移動である.疲れるがこういうアクシデントも旅行のうちだよな,と楽しんでいるのであった.
BredaからRotterdamへは30分程度の距離.路線図とにらめっこしているので,にわかにオランダの地名に詳しくなるのである.
デン・ハーグ行きでロッテルダムへ.なんとか無事にロッテルダムに着けそうな状況になってきたのでギリシャ人のおじさんとも良かったね,というようなことを話しながら列車を待つのであった.
ほどなくロッテルダム到着.すでに23時40分.さすがにちょっと疲れた.
さすがに24時前.街はすっかり寂しい状況.疲れているのでホテルで寝るだけの夜になってしまった.ホテル近くのSUMOという名の寿司屋が印象的なオランダの夜であった.
(Day2へ続く)
1 Comment
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このおっさんら(ギリシャ人)、懐かしいっすね・・・