2007グランドサークル旅行記・Day5 (2)

=メテオクレーター=

世界で唯一,ほとんど風化されずに残っているという隕石孔,メテオクレーターに到着.平日にもかかわらずそれなりに混んでいる.

駐車場から見えるサンフランシスコピークス.

駐車場から建物入り口へはエレベーターで上る.

上がったところにアポロ.訓練で使われたもののようだ.

中は一部博物館になっている.NASAもここで訓練したりしたそうで,その資料などが残っている.

月の石.つくりものだけど.

外へ出る.クレーターが目の前に.でかい.1枚の写真に入りきらない.


ぱっと見るとあまり大きさがよくわからないのだけど,直径は1.5kmほど.周りも広いので実感がない.

クレーター中央部に何かしら見える.隕石衝突の中心部で,採掘などがされたあとがある.

アップで.

もっとアップで.

一画がフェンスで区切られているのだけど,そこに人間大の模型が置いてある.フェンス手前の右側.宇宙服を着た人とその右にアメリカの国旗.望遠鏡でしか見えない位だが,これが人間の大きさ.クレーター自体の大きさがわかる,かな.

再度引いてみる.中央部,わかりますか?

いくつか,展望台が造ってあり,固定の望遠鏡が設置されている.それぞれ,見るべきポイントを向いている.いついつの発掘地点だ,とか.

これは中心部の人間大模型と旗に向いている望遠鏡の表示板.

あまりにもでっかいので,クレーターをパノラマ的に写真を撮って,つなげてみた.

(クリックで拡大されます)

それにしてもすごいなぁ.世界って広いなぁと,つくづく思うのであった.

=昼食=

昼ご飯は館内にあるSubway.別にたいしたこと無いんだけどうまかった.

屋外の一画.サンフランシスコピークスが絵画のようにおさまっている.お見事.

=フェニックスへ=

いよいよ旅も終了.あとはフェニックスへ戻るだけ.Fragstaffに戻ってそのまま南下していきます.

だいぶ走っていくと緑も増えて,景色が変わっていきます.

フェニックスに近づくにつれ,工事やってたりもあるけど渋滞に.夕方のラッシュにあたったようで.

4日ぶりのハシラサボテン.ただいまー!

=フェニックス=

フェニックスの街中に入ってきた.

ふとメーターを見ると,101°Fと表示されている.あれ,これって気温?それともラジエーターの温度? ずっと走ってるけどそれで? とちょっと焦る(ラジエーターの温度は右に表示されているのだけど,レンタカーだし,焦っているのでそんなことは気付かない)

華氏と摂氏の換算が頭の中でできないので100°Fが何度なのかわからなくて焦る.

フェニックスは高度も低いし,南なので,暑いのは暑いのだけど,...と走っていたら,ビルの看板にも100°Fの表示があり,どうやら気温だと言うことが理解でき一安心する.それにしても101°Fって何度やねんといらつくのであった.(あとで調べたら約38°C.うげー暑いはずだ.)

街中を走っているとスタジアムが.ダイヤモンド・バックスだ!ランディ・ジョンソンのいるダイヤモンド・バックスの本拠地がフェニックスだと言うことをここで初めて知る.なんだかうれしい.

=フェニックスの夜=

無事宿にたどり着き,それから食事をしに再び車を走らせる.カジノがあるらしいのでのぞきに行く.昨晩豪華な夕食が食べられなかったこともあるし,最終日の夜だしと,カジノに行けばいいレストランがあるだろうと.

夕暮れの中,街の東にあるめちゃくちゃでかいカジノに着くも,めちゃくちゃ混んでてレストラン断念.

仕方ないので街を車でうろうろしてレストランを探す.何軒かのぞくもどこも満員だしなんか入りづらそう.

で,何軒目かの店に飛び込んだがこれが大失敗.チャイニーズのバフェだったのだ...店員がアジア系だと気付いた時点で怪しいと思ったんだけど,先払いの料金を払った時点でTHE END.結局今日も悲しい夕食(昨晩はDenny’sがヒットだったので良かったのだけど)になってしまったのであった.

味のほうは,期待するまでもなく,別に米の味に飢えていたわけでもないので淡々とお腹に入れて,そそくさとバフェをあとにする悲しい夜であった.

その後,ホテルに戻ってビールを飲みながら荷造りをし,充実の旅を振り返るのであった.

★Day5の走行距離

PageからFragstaff経由でメテオクレーター,その後Fragstaff経由でフェニックスへ.約366マイル,約590km.

=旅を終えて=

結局,5日で約1300マイル,2000km以上を走破し,グランドキャニオン,モニュメントバレー,レイクパウエル,メテオクレーターをめぐった.

ちょっと無茶もしたかな,とも思うけれど,本当に充実した旅であった.こんな旅はそうそうできるものではないと思うけれど,またいつの日かまた来るぞと思い,帰国の途についたのであった.

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